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男性脳と女性脳の違い。女性が会社で評価される伝え方・ふるまい方2 ~行動編~

"会社"というのは、もともと男性社会でした。

そのため、男性特有の暗黙のルールがあり、女性はそのルールがわからないままだと損をしてしまうことがあります。

 

数回に渡って「男性脳と女性脳の違い」についてお届けしていきます。

コミュニケーションを円滑にし、女性でも評価されやすい、昇進しやすい環境を作るため、キャリアウーマンが意識して行っているふるまい、伝え方についての話です。

2回目の今回は、『行動編』です。

 

 

やりたいことは何度も伝えよう

女性は、信頼関係ができていれば「お互いに言わなくてもわかり合える関係」と考えています。

男性は、信頼関係ができていれば「お互いに言いたいことを言い合える」と思っています。

 

たとえば、相手の良くない部分を「おまえ、この癖直したほうがいいぞ」と言っても、お互いの関係が崩れない状態。

これが男性にとって信頼関係ができている状態です。

『信頼関係ができていれば、やりたいことがあったら主張してくるだろう』と男性上司は考えるのです。

つまり、会議の場で「やりたい」と主張しないと、雑談のときとは考えが変わって今はやりたくなくなっている、と受け止められてしまうのです。

 

信頼している相手が何も言わないなら、それが相手の本意、と男性は考えます。

新しいことにチャレンジしたいとき、やってみたい仕事があるとき、ぜひ信頼関係を信じて「やりたい」「やらせてください」と堂々と宣言してみてください。

多くの女性は「わかってくれるだろう」と待ちの姿勢に徹してしまいます。

でも相手が男性の場合、待っているだけではなにも伝わりません。

 

 

会議で静かな女性

大事なのは「会議での決定に参加すること」そして「決定したことを実施していくこと」です。

男性社員を見ていると、会議にて平気で人に仕事を押し付けるような発言をしていることがありませんか?

それは、決まったことを実現するために必要なことでもあるのです。

 

できる男性社員は、目的を達成させるために会議に臨んでいるのです。

どういうことかというと、その決めるべきことを自分の思う方向に向かせようとして、事前に必死で準備します。

自分の意見を裏付けるための情報や、説得力をもたせるための資料を用意し、出席者からどんな反論が出そうか事前に予想して、それに備えるための回答を考えておいたりします。

株主総会を見に行って見ると参考になることでしょう。

よくわからない分野や新しいことについて会議で決定するときに、自分の意見、議題について「こんなことを言いたい」というとこまで考えておくと、会議の場で発言しやすくなります。

 

 

たとえ適当でも説得には数値が有効

相手を説得させる一番有効な方法は「客観的に見えるもので示す」ことです。

男性に客観性を感じさせるもの。

それは「数値」です。

 

たとえば、

「このシステムを導入すれば、今までの書類整理の時間を40%カットできます」

「ちなみに私たちの書類整理の時間は全業務の20%」

「私たちの作業時間が週40時間、人数が10人なので」

「この商品を買うことで作業時間が合計週32時間、だいたい一人追加で雇えるくらいの作業量を減らすことができます」

のようにです。

 

数値というものは簡単には作れません、

が、世の中は数値でいっぱいです。

そしてそのたくさんの数値に基づいて、仕事も進んでいきます。

これらの数値の多くは、「適当」に作られています。

測定できるものについては測定しておくようにし、測定できないものについては「たぶんこんなもん」というところで数値を作ってしまいましょう。(ウソや全くデタラメの数値はダメですが・・)

相手にわかりやすいよう、数値をつかって伝えるようにしてください。